世界選手権2004 ロード 実況


イタリアのヴェローナで14.75kmを18周走る265.5kmのコースで行われている。気温は、朝で15℃午後で25℃ぐらい。

22時10分:
残り5周。先頭はカルザッティ(フランス)、ザンピエーリ(スイス)、ホイ(デンマーク)、ムーレンハウト(オランダ)、ウザルスキー(ポーランド)の5人が先頭。集団は、2分20秒遅れで通過した。このレースで最有力候補のベッティーニは、先ほどからひざの痛みがあるらしく、集団の後ろの方で走っている。

ここまでの世界戦ニュース:
フランス代表のサンディー・カザールは、昨日の夜に父親が亡くなり、出走したがほどなくリタイアした。
スタートして3kmでルメヴェル(フランス)が最初アタックをしかけ、数選手で逃げていた。現在は、別のフランス人が逃げに乗っている。フランスチームは勝てる選手がいないため、とりあえず逃げに入ってアピールするのが、フランスチームの監督フレデリック・モンカッサンの作戦らしい。

残り67km:
トリチェーレの通過地点。先頭5人から1分20秒遅れで Kotsyuk(ウクライナ)。2分07秒遅れで集団が通過した。

22時33分:
14周目が終わった。残り4周。先頭5人と集団との差は、2分07秒。Kotsyuk(ウクライナ)は先頭から1分30秒遅れで一人で先頭を追っている。

22時40分:
トリチェーレののぼりを、イタリアの選手が集団をコントロールして走っている。15周目に入って集団のスピードはあがっている。

22時43分:
上りで、ベッティーニが遅れた!!完全に彼のレースは終わってしまった。もうリタイアか??

22時46分:
ルビエラ(スペイン)もリタイア。ボーネン(ベルギー)もリタイアしているようだ。

22時50分:
ベッティーニの優勝の可能性がなくなってしまい、他のイタリア選手が集団で頑張っているようだ。もう一人のエース、クーネゴへの期待がかかるところだ。Kotsyuk(ウクライナ)と先頭5人との差は58秒に縮まっている。

22時53分:
ベッティーニはどこかでパンクし、その時チームカーのドアにひざをぶつけてしまったらしい。

22時57分:
ひざの痛みのため、ベッティーニがリタイアした。残り3周。先頭5人から1分5秒遅れで集団が通過した。

23時03分:
先頭のザンピエーリ(スイス)とムーレンハウト(オランダ)がアタックした!他の先頭で逃げていた選手たちは、集団に吸収された。

23時06分:
200人出走したが、今は半分の100人くらいしかいない。

23時08分:
パトリック・カルカーニ(スイス)が集団から抜け出し先頭を走っている。

23時11分:
先頭のカルカーニは27歳。ヴィニカルディローラの選手。集団との差は15秒。集団をマンセボが引いている。

23時13分:
集団からモレーニ(イタリア)がアタックした。スペイン人たちが追いかける。

23時13分:
99年にもここで世界選手権が行われ、その時はフレイレ(スペイン)が優勝している。スペイン勢は、またフレイレに勝たせたいところ。

23時17分:
残り2周。カルカーニが先頭で通過し、60人くらいの集団が20秒遅れで通過した。

23時19分:
ガルゼッリ(イタリア)がリタイア。

23時22分:
集団はノサル(スペイン)が引いている。

23時25分:
フレイレ(スペイン)、オグレディ(オーストラリア)、ザベル(ドイツ)のスプリンター勢も集団にいる模様。クーネゴ(イタリア)のうしろに、ヴィノクロフ(カザフスタン)がついてマークしている。

23時25分:
2003年世界チャンピョンのアスタルロア(スペイン)、マンセボ(スペイン)、バッソ(イタリア)などの顔も集団に見られる。

23時27分:
バッソ(イタリア)がアタックした!集団は、徐々に選手が減っていっている。

23時28分:
バッソ(イタリア)にボーヘルト(オランダ)が合流し、2人で走る。

23時29分:
のぼりで集団はばらけ、15人ほどになり、うち3人ほどスペイン人がいる。ボーヘルト、先頭交代しないようだ。

23時34分:
先頭は20人ほどのグループとなり、フリゴ、バッソ、クーネゴ、ペリゾッティなどイタリア勢5人。スペイン勢はノサル、セラノ、ペレス、フレイレ、マンセボ、バルベルデ6人いるようだ。ヴィノクロフ(カザフスタン)もいる。

23時35分:
サベル(ドイツ)もオグレディ(オーストラリア)も先頭にいる。

23時37分:
最周回に突入!!アスタルロア(スペイン)は、集団ではなく後ろのグループにいる。47秒遅れで通過した。

23時40分:
先頭グループは、6人のスペイン人(ノサル、バルベルデ、マンセボ、ペレス、セラノ、フレイレ)、4人のイタリア人(バッソ、クーネゴ、パオリーニ、ベルタニョッリ)、2人のオーストラリア人(デーヴィス、オグレディ)、2人のコロンビア人(パッラ・ピント、アルディラ)、3人のドイツ人(ケースラー、ヴェセマン、ザベル)、2人のオランダ人(ボーヘルト、クローン)、ヴィノクロフ(カザフスタン)、シュレック(ルクセンブルク)、ホーナー(アメリカ)

23時47分:
最後ののぼりだ。坂の傾度は6%。ボーヘルトがアタックした。今度はバッソがアタックした。フレイレがついていく。

23時48分:
先頭は6人になった。オグレディ(オーストラリア)、ボーヘルト(オランダ)、フレイレ(スペイン)、バッソ(イタリア)、クーネゴ(イタリア)、バルベルデ(スペイン)の模様。

23時49分:
うしろから、ヴィノクロフ、ラスムセンが先頭を追いかける。

23時52分:
残り5kmでヴィノクロフなどが合流し、先頭は20人ほどになった。

23時54分:
最後はゴールスプリントになるのか、誰かがいち早くアタックして逃げ切るのか?残り3km。

23時57分:
ゴール前、ザベル(ドイツ)かフレイレ(スペイン)か、バルベルデ(スペイン)が先頭に立つ!!
だが来たのは、フレイレだ!!!
フレイレ(スペイン)が99年、01年に続いて3度目の世界チャンピョンになった。

23時59分:
ザベル(ドイツ)が2位でパオリーニ(イタリア)が3位。

【結果】
金メダル: フレイレ(スペイン) 6時間57分15秒
銀メダル: ザベル(ドイツ) 同タイム
銅メダル: パオリーニ(イタリア) 同タイム


*CHIHO*
 今回も音声のみで実況しました。映像を見ていないので、細かい点で違うかもしれません。ご了承ください。
最後はアナウンサーが、ぎゃーぎゃー叫ぶので、誰が勝ったか良く分かりませんでした。その前に、ザベルの名前があがっていたので、もしや?と期待したのですが・・・今回もざべったぁ〜。フレイレがダントツで1位だったみたいです。バルベルデは、フレイレを引いていたってことかな?そうそう、パコ(マンセボ)の名前もよくあがってました。フレイレが勝てたから、いいお仕事したってことでしょ〜か。NHKが放映権を買っているようなので、そのうちBSかなんかで見られることと思います。早く、映像見てみた〜い!
 そういえば、大本命のベッティーニは本当に残念でした。パンクしてタイヤ交換を必死にしようと、多分スタッフの人がバ〜ンとドアを開けたら、ベッティーニのひざにぶつかってしまったのではないでしょうか?こんなこともあるんですね。ベッティーニ、ついてなさすぎ。

 


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