SAMEDI 5 FEVRIER 2000 

 

 

【エトワル・ド・ベッセージュ、第2,3,4ステージ】

 第2ステージは、この時期に吹くミストラルを受けながらの厳しいレースとなった。レースは、ゴールスプリント勝負となり、写真判定の結果、ヤン・キルシプーを差し置き、ジャンパトリック・ナゾンが、うれしい勝利を手にした。ジャンパトリックは、ボンジュールチームにいるダミアンの弟。現在23歳。これからの活躍が期待される。

《レース結果》
 第2ステージ GP.de Miramas (138.2キロ)  

1.

ジャンパトリック・ナゾン(フランス、FDJ)  3時間13分7秒 

2.

J・キルシプー (エストニア、AG2)  同タイム

3.

カヴァニス(イタリア、アレクシア・アリュミノ)  同タイム

4.

F・ドワエレ(ベルギー、ロト)  同タイム

5.

P・ファンヒフテ (ベルギー、ロト)  同タイム
総合成績  
     
   

1.

ヤン・キルシプー (エストニア、AG2)  6時間36分41秒 

2.

J・プランカールト (ベルギー、コフィディス)  9秒遅れ

3.

P・ファンヒフテ (ベルギー、ロト)  12秒遅れ

4.

C・ペールス (ベルギー、コフィディス)  21秒遅れ

5.

U・エチェバリア (ベネズエラ、ウスカテル)  36秒遅れ

 第3ステージは、午後からチームタイムトライアルが行われるため、76.1キロの短いコースで行われた。この機会を狙って、ネオプロのサランソン(フランス・ボンジュール)が、31キロ地点でアタック。最後の周回コース残り8キロで、26秒の差を離していたが、ゴール手前2キロで集団に飲み込まれ、あえなく終わった。そして、このステージもまたゴールスプリントは、キルシプーとプランカールトの微妙な勝負となり、写真判定に持ち込まれた。その結果、キルシプーがこのレース2度目の勝利を手にした。

《レース結果》    
  第3ステージ ニーム〜レ・フュマッド (76.1キロ)  

1.

ヤン・キルシプー (エストニア、AG2)  1時間52分24秒

2.

J・プランカールト (ベルギー、コフィディス)  同タイム

3.

J-P・ナゾン(フランス、FDJ)  同タイム

4.

Z・スプリュッヒ(ポーランド・ランプレ)  同タイム

5.

パンコル(フランス・クレディアグリコル)  同タイム

 午後からは、チームタイムトライアルが行われ、午前の屈辱を晴らすかのようにプランカールト率いるコフィディスチームが、2位を23秒、強敵AG2rを26秒離し、ダントツの勝利を挙げた。これで、プランカールトが一気に総合トップにたち、3位のキルシプー以外6位まではコフィディス勢が占める結果となった。

《レース結果》    
  第4ステージ チームT.T(28.3キロ)            

1.

コフィディス 32分49秒

2.

クレディアグリコル 23秒遅れ

3.

AG2r 26秒遅れ

4.

ロト・アデッコ 38秒遅れ

5.

ボンジュール 55秒遅れ
総合成績
        
                   

1.

J・プランカールト (ベルギー、コフィディス)  9時間1分57秒 

2.

C・ペールス (ベルギー、コフィディス)   18秒遅れ

3.

ヤン・キルシプー (エストニア、AG2)  26秒遅れ

4.

N・マッタン (ベルギー、コフィディス)  37秒遅れ

5.

P・ファラジン (ベルギー、コフィディス)  40秒遅れ

 


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