VENDREDI 12 FEVRIER 1999

 
   

【エトワル・ド・ベセージュ、ルフェーブルの勝利!】

 2月3日〜6日まで行われていたエトワル・ド・ベセージュは、第1ステージで優勝したダヴィッド・ルフェーブル(27歳)=フランス、カジノ=が、チームの助けもあり、最終日までずっと総合トップを守り抜いた。

 第1ステージは、今絶好調選手の一人であるイエンス・フォイクト=ドイツ、クレディアグリコル=が、ゴール30キロ手前でアタックしたが、最後の上りで集団から飛び出した9人に吸収された。この逃げにカジノの選手が3人いたので、ルフェーブルが難なく勝利を手にする事が出来た。しかし、2位のフォイクトと、3位のアンドレイ・チミル=ベルギー、ロト=の差は、わずか4秒と9秒。

 第2ステージでは、大事な時にパンクし、あわやと思われたルフェーブルだったが、チームメイトのローラン・ルーに自転車を交換してもらい、何とか、リスクを負わずに集団でゴールできた。

 第3ステージは、逃げた選手が総合成績と関係なかったため、集団をカジノがコントロールし、何事もなく終わった。

 第4、第5ステージは、チームメイトのスプリンターであるヤン・キルシプー=エストニア、カジノ=が、ステージ優勝をものにした。

 その結果、最後まで2位と3位の差は全く変わることなく、第5ステージを終え、ルフェーブルの勝利となった。

 「最後まで、恐ろしかった。チミルやフォイクトが勝つ可能性が十分あったから、気が抜けなくて本当に辛かった。でも、最後はヤンがすごかったよ。これは、チームで勝ち取った勝利なので、うれしい。」とルフェーブルは語った。

 このレースに出場した水谷選手=ベッソンショッスー・日本舗道チーム=は、第4ステージでリタイアしました。

【ジャネッティー、復活か?】

 昨年は、病気のためほとんどシーズンを棒に振ったマウロ・ジャネッティー=スイス、Ex:フランセーズ・デジュー=であったが、このたびイタリアのチーム、ヴィニ・カルディローラに移籍する事が決まった。このチームには、フランチェスコ・カサグランデ=イタリア、Ex:コフィディス=がいる。

 


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