【クリテリウム・アンターナショナル　レース実況】

昨日からフランスのピレネーで行われているクリテリウム・アンターナショナル。

雨の中の第1ステージは、Gordon Fraser(カナダ、メルキュリー）がスプリントで勝利し、トップジャージを手にした。
そして、今日の午前に行われた第2レースは山岳コースで、雪が舞う中、ヴィノクロフ（カザフスタン、ドイツテレコム）とピエポリ（イタリア、バネスト）の戦いが繰り広げられた。ピエポリがゴール前でアタックをかけ、ヴィノクロフは付いて行けず。ピエポリが勝利し、総合トップに立った。

そして、現在第3ステージのタイムトライアルが行われている。
総合はピエポリがトップだが、タイムトライアルを得意とするヴィノクロフが4秒遅れ。そして、3位にオラーノ（スペイン、オンセ）が18秒遅れでついている。

雨が降り、路面が濡れているのこコースで勝つのは誰か？

フォイクト（ドイツ、クレディアグリコル）が現在トップ。
ブロッシャール（フランス、ジャン・ドゥラトゥール）が、14秒32分でゴール。トップに立つ。
最後から3人目にスタートしたオラーノは、悪天候にもかかわらず、順調に走る。
それに対し、そのあとにスタートしたヴィノクロフは、最初から調子が伸びず、最初のタイム測定地点で、19秒遅れ。

オラーノは、余裕の顔を見せながら、ゴール前のカーブを通過し、14分35秒でゴール。トップのブロッシャールのタイムには、3秒足りないが総合トップは確実。
ヴィノクロフは、午前の山岳レースで力を使い果たしたのか、その後も苦しい顔で走り続ける。14分49秒以内に入れば、総合トップになるがゴール手前で、すでにタイムオーバー。ヴィノクロフの優勝はなくなり、総合はオラーノの勝利で幕を閉じた。

第3レースの優勝はブロッシャールで、パリ〜ニースに引き続き、タイムトライアル2度目の勝利。
現在、調子がいいようだ。

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