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ダンケルク4日間レースのマスコット |
【ダンケルクの4日間レース、開始】
ダンケルクの4日間レースが、フランスで4〜8日まで行われる。4日の第1ステージは、風が強く、何度かアタックが繰り広げられたが、逃げは決まらず、ゴール手前の2キロで、ポルティチームが集団を引き、逃げていた3選手を吸収。最後はゴールスプリントでニコラ・ミナリ(イタリア、カンティナトッロ)が、キルシプー(エストニア、カジノ)の追い上げを交わして、勝利した。
ミナリにとって、このレースは初参加で、レース初日の初勝利となった。3月に行われたティレーノ〜アドリアティーコのゴールスプリントでの落車で、痛めた手首の為、春のレースはあまり調子が出せなかったミナリだったが、4月に行われたセッティマナ・ベルガマスカの第5ステージに続き、うれしい2勝目となった。
2位に入ったキルシプーは、「最後のゴールスプリントは、混戦していたので、何位かよく分からなかった。風が強くて、何人かの選手にとっては大変だったみたいだけど、僕には大丈夫だった。」と話してくれ、一応、1位じゃなったか確認しに行っていた。あと一歩で勝利を逃したので、とても悔しそうだった。
第1ステージ結果 ダンケルク〜ローンプラージュ164キロ |
総合成績 |
1.ニコラ・ミナリ(イタリア、カンティナロット) 3時間59分07秒 | 1.ニコラ・ミナリ(イタリア、カンティナロット) 3時間58分57秒 |
2.J・キルシプー (エストニア、カジノ) 同タイム | 2.J・キルシプー (エストニア、カジノ) 4秒遅れ |
3.S・マルティネッロ(イタリア、ポルティ) 同タイム | 3.S・マルティネッロ(イタリア、ポルティ) 6秒遅れ |
4.E・レオニ(イタリア、リキガス) 同タイム | 4.S・バルト (フランス、カジノ) 7秒遅れ |
5.A・PIZIKS(LAT、ホームジャック&ジョーンズ) 同タイム | 5.M・バックシュテッド(スウェーデン、クレディアグリコル) 7秒遅れ |
【ヘニンガートルム・フランクフルト、ザベル制す】
5月1日にドイツで行われたヘニンガートルム・フランクフルトは、ザベルがスプリントで勝利をものにした。このレース、今季あまり活躍が見られなかったウルリッヒが、やっと逃げを見せ、ツール・ド・フランスに向けて、調子が上がってきている事をアピールした。
このレースで復活したフェスティナの3選手は、観客と選手たちに、あたたかく迎え入れられ、復帰初レースに喜びひとしおであった。結果は、ブロッシャールとエルベは、トップと同タイムの36,38位に入り、モローは、途中で遅れたが、2分36秒遅れの64位、ヴィランク(ポルティ)と同タイムでゴールした。
【トロフェ・グランペールは、ルーが独走】
最後の12キロで、ローラン・ルー(フランス、カジノ)が一人で逃げの集団から飛び出し、ゴールまで独走した。「カジノに入ってから、今までにない練習の量をこなしてきた。やっと、その結果が出てきている。」とルーは語り、2位と1分49秒差をあけて、余裕の勝利を果たした。
2位に入ったジュリッヒは、「ゴール25キロ手前で、逃げた時、ルーが引いていた。それで、すぐに彼がこの集団の中で一番強いと分かったので、僕は、ただ他の選手に気を配るようにしていた。」とレース後語った。落車で痛めた足首も治ってきているらしい。
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