DIMANCHE 16MAI 1999 

 

 

【ジロ・デ・イタリア、始まる】

 ジロ・デ・イタリアが、15日より始まった。今年はシチリア島からスタートし、6月6日ミラノへゴールする。

 今年は、レース前に出場選手全員のドーピング検査が行われ、2選手のヘマトクリット値が、標準を越えていた為、失格となった。

 レースは、ゴールスプリントで、24歳のカランタ(イタリア、モビルベッタ)が、ブレイレーフェンス(オランダ、TVM)とチッポリーニ(イタリア、サエコ)を差し置いて、予想外の優勝を果たし、総合トップでマリア・ローザを手に入れた。
 優勝したカランタは、ディビジョン2のモビルベッタチームの選手。1992年の世界戦、ジュニアのトラック競技で、優勝しているので、スプリントは得意らしい。今年は、すでに3月にベルギーで行われたドパンヌの3日間レースの第2ステージで、ブレイレーフェンスに勝ち、優勝している。

第1ステージの結果  
1.イバン・カランタ(イタリア、モビルベッタ)  4時間38分51秒 1.イバン・カランタ(イタリア、モビルベッタ)  4時間38分39秒
2.J・ブレイレーフェンス(オランダ、TVM)      同タイム 2.J・ブレイレーフェンス(オランダ、TVM)      4秒遅れ
3.M・チッポリーニ(イタリア、サエコ)        同タイム 3.M・アポロニオ(イタリア、ヴィニカンディロラ)  6秒遅れ
4.G・トレンティ(イタリア、カンティナトロ)      同タイム 4.M・チッポリーニ(イタリア、サエコ)        8秒遅れ
5.R・Vainsteins (リトアニア、ヴィニカンディロラ) 同タイム 5.P・バロッティ(イタリア、モビルベッタ)      8秒遅れ

【チッポリーニ、ピンク】

 ジロ・デ・イタリアの第2ステージも、ゴールスプリント勝負となり、チッポリーニが確実に勝利をものにした。これで、総合トップのマリア・ローザを手にしたチッポリーニ。明日は、チッポパフォーマンスが見られるのだろうか?やっぱり、髪の毛をピンクに染めて登場かな?

第2ステージの結果  
1.M・チッポリーニ(イタリア、サエコ)      3時間8分12秒 1.M・チッポリーニ(イタリア、サエコ)    7時間56分43秒
2.J・ブレイレーフェンス(オランダ、TVM)      同タイム 2.J・ブレイレーフェンス(オランダ、TVM)      4秒遅れ
3.D・ピエリ(イタリア、Navigare)          同タイム 3.I・カランタ(イタリア、モビルベッタ)        8秒遅れ
4.G・ミッサーリャ(イタリア、ランプレ)       同タイム 4.M・アポロニオ(イタリア、ヴィニカンディロラ)  14秒遅れ
5.I・カランタ(イタリア、モビルベッタ)       同タイム 5.D・ピエリ(イタリア、Navigare)          16秒遅れ

【ダンケルク4日間レース最終日】

 9日、ダンケルクの第7最終ステージが行われ、第6ステージに引き続き、キルシプーが勝利を手に入れた。
カジノチームが、スプリント勝負の為に、逃げていた4選手を追いかけ、最後は初日のリプレイのようなスプリント勝負になり、今回はキルシプーがミナリに僅差で勝った。総合勝利は、ディビジョン2チームであるホームジャック&ジョーンズのサンステッドが、タイムトライアル以降トップを守り抜いた。ディビジョン2ながら、UCIポイントを着実に稼ぎ、ツール・ド・フランス出場を目指している。

第6ステージの結果
 
(コミン〜ウェストゥトル間 181,6キロ)    
  総合結果
1.ヤン・キルシプー (エストニア、カジノ) 3時間43分43秒 M・サンストッド(デンマーク、ホームJ&J)         22時間36分13秒
2.N・ミナリ(イタリア、カンティナトロ)      同タイム 2.E・カッサーニ(イタリア、ポルティ)             9秒遅れ  
3.E・レオニ(イタリア、リキガス)         同タイム 3.C・ファンデベルデ(アメリカ、USポスタル)        16秒遅れ
4.J・DEAN(ニュージーランド、USポスタル) 同タイム 4.L・ルフェーブル(フランス、フェスティナ)          21秒遅れ
5.A・バッフィ(イタリア、マペイ)          同タイム 5.A・ヴィノクロフ(カザフスタン、カジノ)            39秒遅れ


ホームジャック&ジョーンズ
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