【バルトリ、今季絶望か？犠牲者続出、ドイツ一周レース】

　５月28日から行われているドイツ一周レース。30日の第3ステージで、ウルリッヒの落車があったばかりだが、今度は2日の第6ステージでバルトリが落車。今回のバルトリ(イタリア、マペイ)は、かなり重傷で、落車で右膝蓋骨(膝の皿)骨折と膝の腱が切れたため、すぐに手術が行われた。

　今年は、ツール・ド・フランスへの参加表明をし、かなり張り切っていたバルトリだが、この落車で絶望的になった。これで、秋に行われるイタリアでの世界戦参加も怪しくなった。

　さらにこの日、午後から行われたタイムトライアルでも、エマニュエル・マニアン(フランス、ラ・フランセーズ・デジュ）が、強風で動いた鉄柵にぶつかり、膝蓋骨(膝の皿)を骨折した。

　今年のドイツ一周は、本当に不運続きだ。

【ジロ第18ステージ、パンターニピンク】

　2日ジロ第18ステージは、タイムトライアルが行われ、ホンチャー（ウクライナ、ヴィーニカルディローラ）が、タイムトライアル優勝候補だったジャラベール(フランス、オンセ)を41秒離して、ステージ勝利を手に入れた。

　パンターニはマリアローザに合わせたピンクのレーサーパンツで、1分38秒遅れの７位に入り、総合トップは変わらず。しかし、総合2位のサボルデッリが、タイムトライアルで2位に入り、パンターニとの総合差を縮め、総合で44秒差。まだこの先、何が起こるか分からないかも？

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