le journal 0605

SAMEDI 5 JUIN 1999

【パンターニ、ジロ除外される】

　トップのマルコ・パンターニが、ジロの最終ゴールを翌日に控えて、レースから除外されると言う事態が起こった。

　5日土曜日の朝行われたドーピング検査で、パンターニの血液中のヘマトクリット値が規定の50より高かった為、第21ステージをスタートする事が禁止された。この処置に他のメルカトーネ・ウノのチームメイトもスタートする事をボイコットした。

　この結果、5分38秒差で2位のサボルデッリが、自動的に総合トップになったが、マリアローザ着用を拒否。

　日曜日のミラノへのゴールが、すでに目前だっただけに、このニュースに対するイタリア人達のショックは大きい。しかし、ヘマトクリット値の異常が、遺伝的な可能性もあるので、ドーピングが原因かどうかはまだ分からない。