VENDREDI 15 SEPTEMBRE 2000 

 

 

【ヴェルタ・ア・エスパーニャ 第19ステージ】

サラマンケからアヴィラ間の130キロで行われた第19ステージは、前半ゆっくりペースで進んだ。70キロ地点で、ロダ(イタリア、ファッサボルトロ)とディアズロバト(スペイン、レラックス・フェーンラブラダ)がアタックをかけ、数人が逃げるが、すぐ集団に吸収。そのあと、ズンチェンコ(ロシア、ラコペル)とチオニ(イタリア、マペイ)がアタックし、一時は集団と2分近く差を広げる。集団にいたエラスが、パンクをしたため、自転車を乗り捨て、チームサポートカーを待つ。一瞬どうなる事かと思ったが、ケルメ軍団がエラスのアシストにつき、ほどなくして集団に復帰できた。先頭はズンチェンコ一人となり、ゴールを目指すが、ゴール13キロほど手前で敢え無く集団に吸収された。ゴール前3キロで、アルガン(フランス、ジャン・ドゥラトゥール)が集団から抜け出し、差を広げたがゴール100m手前で、スプリント狙いの大集団に飲み込まれてしまい、最後はピッコリが優勝をさらった。

  第19ステージ  
1. M.ピッコリ(イタリア、ランプレ) 3時間12分49秒  
2. S.サルコウスカス(リトアニア、ラペコル) 同タイム
3. L.ブロッシャール(フランス、ジャン・ドゥラトゥール) 同タイム
4. A.ペタッキ(イタリア、ファッサボルトロ) 同タイム
5. J.オドリオゾラ(スペイン、バネスト) 同タイム  
  総合成績     
1. R.エラス(スペイン、ケルメ) 66時間22分07秒  
2. A.カセロ(スペイン、フェスティナ) 3分41秒遅れ  
3. P.トンコフ(ロシア、マペイ)  4分50秒遅れ  
4. R.ルムサス(リトアニア、ファッサボルトロ)  6分37秒遅れ  
5. S.ゴンザレス(スペイン、オンセ) 7分03秒遅れ  

【千穂のちょっとした話】
今年のヴェルタは、最後の最後まで山です。明日は、最後に平均勾配5、6%、13キロのぼりの頂上ゴール。そして日曜日は、いよいよマドリッドです。タイムトライアルってところがミソですね〜。明日は、アームストロングも出場するタイムトライアルのレース「GPナシオン」が先にテレビ中継されるので、そちらの実況からになるでしょう。オリンピックのトラック競技もあるし、まる1日テレビでレース観戦です。


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