LUNDI 30 OCTOBRE 2000 

 

 

【フェスティナ裁判 6日目】

 本日はUCIの会長ヴェルブルゲンが法廷へ出廷するはずだったが、悪天候のため、イギリスのマンチェスターで行われていた世界選手権トラック競技会場から、フランスのリールへ来る事が出来ず、午後からの裁判は中止になってしまった。明日は、朝9時から裁判が行われ、ツール・ド・フランスの責任者ジャンマリー・ルブランなどが出廷する予定だ。

【千穂のちょっとした話】
昨晩から風が強く、今朝外に出ると飛ばされそうなくらいの突風が吹いていました。裁判は朝9時半からだったので、9時にメトロ(地下鉄)の駅へ行ったら、メトロの入り口で人だかりが出来ていました。なんだ?と思ったら、メトロが不通とのこと。地下鉄と言えども、途中から地上へでて高架道を走るので、多分強風のため運行できなかったのだと思います。そのため、臨時バスが出されたのですが、待てども待てども来ない。バスがやって来たのは1時間後で、何のお詫びもなしです。このあたりがフランス的。裁判所に着いた時には、とっくに裁判は始まっていて、もう話が進んでおり何が何だかチンプンカンプンでした。今朝の話合いの内容は、もと監督のブリューノ・ルセルと捕まったソワニエのウィリー・フォイト弁護証言みたいなものだったらしいです。だから、これと言って大事な話はなかったみたいです。昼からは、いよいよ自転車界の大元UCIのヴェルブルゲン氏の証言が聞けると覚悟して行ったのですが急遽中止。すっかり肩透かしを食らわされてしまいました。でも、あの突風の中では、来るのは困難だと思います。木がなぎ倒されていたくらいですから。明日は、長い一日になりそうです。


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