MARDI 12 DECEMBRE 2000 

 

 

【パンターニ禁固3ヶ月】

10月半ば、フェスティナ裁判がフランスで行われていた頃に、イタリアでは別のドーピング裁判が行われており、その判決が今月11日イタリアの裁判所より言い渡された。そして、マルコ・パンターニにスポーツ不正行為として、執行猶予付き3ヶ月の禁固刑が下された。

マルコ・パンターニは、1995年のミラノ〜トリノで落車した際、病院へ運ばれ血液検査の結果ヘマトクリット値が60.1%あり、UCI規定値の50%を超えていたため、EPO使用と認められ被告人として呼ばれていた。

パンターニは断固として無実を主張しており、この判決に不服を表している。

【千穂のちょっとした話】
フランスと同じく、イタリアも国家を挙げてアンチドーピングを行っています。フランスでは自転車界だけの話題ですが、イタリアではサッカーや水泳などのドーピングも調べられています。しかし、このパンターニに対する判決は今後の自転車界にどのような影響を与えるのでしょうか?イタリアでの反応が気になるところです。

 


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