【2001年ヴェルタのコース決定】

ヴェルタ・ア・エスパーニャの2001年のコースが12日発表され、9月8日〜30日の21ステージに渡り、総合2986キロで行われる。サラマンケから出発し、マドリッドに到着する計4ステージのタイムトライアルと6ステージの頂上ゴール、そして2日間の休息日という設定だ。ワンステージの平均総コースは130〜170キロと短めで、グランパー向きのコース。

今年の覇者ロベルト・エラス（スペイン、USポスタル（今季ケルメ））はこのコースについて、「上りも十分あって僕にとって良さそうなコースだ。それに、タイムトライアルを得意とする選手にも十分勝つチャンスがあっていいんじゃないかな。2連覇を目指して勝ちに行くよ。カセロ、ベロキ、ヒメネス、セヴィーリャ、オラーノなんかがスペイン人じゃライバルだろうね。前回よりタイムトライアルが多いけど、優勝者はローラーよりグランパーだろう」と語った。

【アクトヴェジン、IOC禁止薬物に決定】

現在調査中のUSポスタルドーピング疑惑で話題に上っているノルウェーの薬アクトヴェジンが、IOCの禁止薬物として追加された。アクトヴェジンは、子牛の血エキスをベースにした薬物なので、血液ドーピングのカテゴリーになるようだ。この薬は今年行われたシドニーオリンピックでも、何チームかは使用していたようだ。''.

一方、渦中のランス・アームストロングは、フランスが2001年もドーピング疑惑について騒ぐなら、ツール･ド･フランスに参加しないと言っている。

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