JEUDI 12 JUILLET 2001 

【第5ステージ】

第5ステージは、ヴェルダンからバールデュック67キロ間のチームタイムトライアル。
雨が降るなか、14時05分に最初のチーム、コフィディスがスタートした。今日も風が強い。ラ・フランセーズデジュは、「次は前から風が来るぞ!」と叫びながら目の前を通過した。20キロの計時点では、マイヨジョーヌのオグレディ率いるクレディアグリコルが1位で通過。2位に5秒遅れでフェスティナ、3位に12秒遅れでラボバンクが通過した。USポスタルは6位26秒遅れ、ドイツテレコムは11位48秒遅れ。

45キロの計時点でも、クレディアグリコルが最高タイムで通過。2位にオンセ、3位にSポスタルが続く。しかし、50キロ地点で、なんとUSポスタルのエラスとヴァンデヴェルデが落車!53キロ地点、オンセはすでに2選手が脱落しており、クレディアグリコルもちょうど手前で誰かがパンクし遅れていた。
落車があったにもかかわらず、USポスタルは最高タイムでゴールした。しかし、次にゴールしたオンセが新たなタイムを打ち出し、2位へ後退。さらに、最後のクレディアグリコルの勢いはレース後半になっても衰えない。なんと、クレディアグリコルが、マイヨジョーヌの意地を見せて、チームタイムトライアルを獲得してしまった。

マイヨジョーヌは変わらずオグレディ。本日はテレコム全くタイムがでず7位に終わり、ウルリッヒは一気に総合順位を下げてしまい、ライバルであるアームストロングとの差は27秒開いた。

第5ステージ成績
1.クレディアグリコル         1時間21分32秒
2.オンセ                 31秒遅れ
3.フェスティナ              54秒遅れ
4.USポスタル              1分26秒遅れ
5.ケルメ                 1分38秒遅れ

総合成績
1.S・オグレディ(オーストラリア、クレディアグリコル) 20時間54分21秒
2.J・フォイクト(ドイツ、クレディアグリコル)           26秒遅れ 
3.B・ジュリック(アメリカ、クレディアグリコル)          27秒遅れ
4.
I・ゴンサレスデガルデアノ(スペイン、オンセ)         57秒遅れ
5.
J・ベロキ(スペイン、オンセ)                  1分7秒遅れ

8.C・モロー(1分17秒遅れ
15.L・アームストロング(アメリカ、USポスタル)        1分53秒遅れ
19.J・ウルリッヒ(ドイツ、ドイツテレコム)            2分20秒遅れ


前半に出走したウスカルテル


雨でも、ツールを一目見ようと集まる観客たち

【千穂のちょっとした話】
今日は、すごい雨風でレースが終わった今もばバサバサと物凄い音を立てて、降っています。それにしても寒いっ。夏とは思えない寒さ。アームストロングには有利な天気だな。もし、今日USポスタルチームの落車がなければ、どうなっていたことか…アームストロングには悪いけど、落車があって良かったです。勝負はまだまだ、これから。どうなるかな?とりあえず、もっと暖かくなって欲しいよぉと嘆くCHIHOです。

P.S. 昨日の第4ステージはクレディリヨネの人たちとコースを回ったため、レース内容が分かっていません。とりあえず、ステージ優勝はジャラベール、マイヨジョーヌはオグレディでした。


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