JEUDI 26 JUILLET 2001 

【第17ステージ】

日本も暑いようですが、フランスも暑い。今日のステージは、ブリーブラガイヤードからモントルソンの194キロ。ステージ優勝を狙って、スタートして5キロでヴィノクロフ(カザフスタン、ドイツテレコム)などアタックが決まり、16人の先頭グループができた。逃げた先頭は順調に走り、レースはだらだらとなんの展開もなく進む。最高4分35秒差が開くが、ボンジュール、ビッグマット、マペイの追い上げで、先頭グループにいた選手を次々吸収していった。先頭グループの16人のうち、レッリ(イタリア、コフィディス)、ピル(デンマーク、CSCティスカリ)、バゲ(ベルギー、ロト)の3選手のみが、望みをかけてゴール目指す。

ゴール間近になると、それまで仲良く走りつづけた3人は牽制し始め、ゴールまえの上りでスプリント、後から集団が迫りつつあったが、逃げ切りバゲがステージ優勝した。

総合成績は全く変わることなく、アームストロングがマイヨジョーヌ。今、一番面白いのは、総合のマイヨジョーヌよりも、スプリントポイントのマイヨヴェール争いだ。現在、ザベルと11ポイント差でオグレディがトップ。今日のステージも、集団のゴールスプリントでこの2人の戦いが見られた。結果は、ザベルが6位でオグレディが7位。明日もステージ優勝とは、関係ないところでこの2人の激しいバトルが続くだろう。

第17ステージ
1.S・バゲ
(ベルギー、ロト)             4時間13分36秒
2.J・ピル(デンマーク、CSCティスカリ)         同タイム
3.M・レッリ(イタリア、コフィディス)            5秒遅れ
4.J・スボラダ(チェコ、ランプレ)             13秒遅れ
5.D・ナゾン(フランス、ボンジュール)          13秒遅れ

総合成績
1.L・アームストロング(アメリカ、USポスタル)     77時間53分17秒
2.J・ウルリッヒ(ドイツ、ドイツテレコム)         5分05秒遅れ 
3.A・キビレフ(カザフスタン、コフィディス)        5分13秒遅れ
4.J・ベロキ(スペイン、オンセ)               6分33秒遅れ
5.F・シモン(フランス、ボンジュール)          10分54秒遅れ

【千穂のちょっとした話】
今日は、リールの地元新聞社の車に乗って、ゴールへ直行!むちゃくちゃ暑くて、疲れも出てきたのか、私は車の中でウトウト居眠りしてしまいました。今日のプレスセンターは体育館。さらに暑いよぉ。パソコンのスイッチを入れたら、まったくウンともスンとも言わなくなって、「こりゃ、ついにイカれてもたぁ」と冷や汗、たらり。3度目の正直で、なんとか起動してくれました。真っ黒の画面しか出なくなって、本当にビックリした。連日この暑にこの悪環境なので、パソコンもお疲れのようです。どうかあと数日もっておくれっ。


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