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【第19ステージ】
今日のコースは平地で149、5キロと短い。最後がスプリント勝負になることは確実で、レースの見どころは、ザベルとオグレディのマイヨヴェールの戦いのみ。他の選手が、逃げようとするものなら、ザベルが黙っちゃいないぞ!と言うような、気迫がたっぷりの今日の集団だから、だれもスプリントポイントでは出てこれなかった。62、5キロ地点、最初のスプリントポイントでは、ザベルが2位、オグレディが3位で、ザベルが2ポイント稼ぐ。二人の差は、9ポイントだ。2つ目の125,5キロ地点のスプリント地点では、テレコムのピンクとクレディアグリコルの緑が集団をコントロール。ザベルのアシストとして、ヴィノクロフが必死に引き、ポイントラインでも気を緩めない。オグレディとしては、ここでヴィノクロフに2位に入られては元も子もない。離されてはならぬと、必死でザベルの後につく。ザベルがトップで、2位にオグレディが入った。差は2ポイント縮まり、7ポイントだ。ゴール、予想通りの集団スプリント。ザベルが意地をみせ、ステージ勝利をゲットし、2位に入ったオグレディとのポイント差を一気に5つ縮め、マイヨヴェールまであと2ポイント。
この2人の戦いは、明日最終日のシャンゼリゼまで続く。
第19ステージ 1.E・ザベル(ドイツ、ドイツテレコム) 3時間12分27秒 2.S・オグレディ(オーストラリア、クレディアグリコル) 同タイム 3.R・ヴァインシュタイン(ラトビア、ドモ) 同タイム 4.S・トゥッテンベルグ(ドイツ、フェスティナ) 同タイム 5.J・スボラダ(チェコ、ランプレ) 同タイム 総合成績 1.L・アームストロング(アメリカ、USポスタル) 82時間20分00秒 2.J・ウルリッヒ(ドイツ、ドイツテレコム) 6分44秒遅れ 3.J・ベロキ(スペイン、オンセ) 9分05秒遅れ 4.A・キビレフ(カザフスタン、コフィディス) 9分53秒遅れ 5.I・ゴンザレス・ガルディアノ(スペイン、オンセ) 13分28秒遅れ |
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