MERCREDI 26 JANVIER 2000 

 

【ツアー・ダウンアンダー】

 第3ステージ、15キロ地点からビッグマットのステファン・ベルジェが逃げ出し、一時は15分ほどの差をつけるが、ゴール50キロ手前からの向かい風に妨げられ、差を縮められる。集団からは、ゴールスプリントを狙ってザベルなどが追い上げるが、間に合わず。1分43秒の差をつけて、ベルジェがを挙げた。昨年の世界選手権で、フランスチーム代表に選ばれたベルジェ。これが、プロ2勝目の勝利。これから伸びるかな?
 総合成績は、オーストラリアのミカエル・ロジェがトップを守った。

 第4ステージも、レース前半から3選手の逃げが決まったが、ゴール15キロ手前で吸収された。勝負はスプリントに持ち込まれ、ベセマン(ドイツ、ドイツテレコム)と、エルベ(フランス、ポルティ)が接戦のすえ、ベセマンが勝利した。このレースに3秒遅れで6位に入ったジル・メニアン(フランス、AG2r)が、総合トップの躍り出た。そして、11秒遅れでオグレディ(オーストラリア、クレディアグリコル)が続く。

 第5ステージは、前半から総合優勝に関係のない18選手のグループが形成された。ゴール数キロ手前で、ステージ優勝をねらいザベル(ドイツ、ドイツテレコム)とモーリ(イタリア、サエコ)が抜け出した。2人はそのまま集団に追いつかれる事なく、ザベルがモーリをスプリントで制した。総合トップのメニアンは、敵選手をマークし、2位のオグレディとの差を14秒に離し、勝利をほぼ確実にした。

 第6最終ステージは、周回コース。スプリントで、昨年のツールのシャンゼリゼで勝利を挙げたロビー・マキュアン(オーストラリア、ファームフリット)が、このレースの最終ステージを獲得した。総合優勝は、第4ステージからトップを守ったジル・メニアン。旧カジノのチームプレーはチーム名が変わった今年も健在のようだ。

 本格的なヨーロッパのレースは、2月1日、GPドゥーベルチュール・ラ・マルセイエーズからです。
お楽しみに。

【パンターニの復活はいつ?】

 昨年のジロ以来、全くレースには出場していないパンターニ。今季の初レースは、2月6日からスペインで行われるトロフェオ・マヨルカに出場されるかと思われていたが、調整が遅れているため、早くても2月22日〜26日に行われるバレンシア1周からになるだろうと言う事だ。みんなが期待しているパンターニの復活は2月後半に実現するのだろうか?

 


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