MERCREDI 19 JUIN 2002 

【ツール・ド・スイス、プロローグ】

昨年は、アームストロングが総合優勝を果したツール・ド・スイス。しかし、6月9日〜12日に行われたクリテリウム・ドーフィネリベレで、すでに総合優勝したこともあってか、今年はこのレースに出場していない。

18LUCERNEで行われた5、7キロのプロローグは、36℃の猛暑の中ツェーレが獲得し、地元の人たちにとっては、幸先のよいスタートを切った。

  プロローグ 5.7キロ  
1. A・ツェーレ(チームコースト)  7分37秒
2. G・ディグランデ(イタリア、インデックスアレクシア   5秒遅れ
3. L・デュフォー(スイス、アレッシオ)  6秒遅れ

 

【カタルーニャ一周、第1、第2ステージ】

17日に第1ステージのチームタイムトライアルが行われ、時速53、58キロでUSポスタルが圧倒的な力を見せつけ、ツール・ド・フランスのチームタイムトライアルに向けて、準備万全であることを証明した。

  第1ステージ チームT.T 30、9キロ  
1. USポスタル  34分36秒
2. オンセ・エロスキ    3秒遅れ
3. マペイ  10秒遅れ
  総合成績  
1. ボーネン(ベルギー、USポスタル)  34分36秒
2. ヒンカピー(アメリカ、USポスタル)   同タイム
3. バリー(カナダ、USポスタル)  同タイム

18日に行われたLa Senia からLes Borges Blanques182 キロの第2ステージは、15キロ地点からマリシャル(ベルギー、ロト)が先頭を単独で走り、一時は18分の差を開けたが、USポスタルとオンセが集団のスピードを上げ、ゴール10キロ手前でマリシャルは集団に捕まってしまい、158キロに及ぶ逃げは終わる。勝負は、スプリントに持ちこまれ、ホンド(ドイツ、ドイツテレコム)が今シーズン初勝利を手にした。総合成績は、昨日トップだったボーネンが13分06秒も遅れてしまったため、ヒンカピー(アメリカ、USポスタル)がトップに躍り出た。2位には、エースのエラス(スペイン、USポスタル)が同タイムでついている。

  第2ステージ La Senia Les Borges Blanques 182 km  
1. ホンド(ドイツ、ドイツテレコム)  4時間35分05秒
2. フレイレ(スペイン、マペイ)   同タイム
3. タフィ(イタリア、マペイ)   同タイム
  総合成績  
1. ヒンカピー(アメリカ、USポスタル)  5時間09分41秒
2. エラス(スペイン、USポスタル)   同タイム
3. ヴァンデヴェルデ(アメリカ、USポスタル)   同タイム

 


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