【7月15日 第11ステージ】

　今日のスタート地点のル・ブーグドオワザンは、晴天で、アルプスの山がとてもきれかったです。

　今日のレースは、最初の山で見たのですが、アタックがかかった後で、ロトのリック・フェルブリュッヘが、一人で逃げている所を見ました。その後少し離れて、アームストロングのいるグループが通りすぎて行きました。

　下りで、ルフェーブル（フランス、フェスティナ）、ディエルクセンス（ランプレ）などが先頭に追いつき、７人の逃げグループが出来ました。その中に、山に強いビノクロフ（カザフスタン、カジノ）がいたので、これはビノクロフに違いない！と思いつつ、最後の山ヘ直行。その間、集団はＵＳポスタルが引いていましたが、逃げている選手がトップよりかなり遅れているため、先頭の7人グループと集団との差は見る見るうちに開いていきました。最後の山に入るときに、ビノクロフがアタックしたのですが、残念ながら決まらず。

　最後の山は、ベルギーチャンピョンのディエルクセンスが、丸坊主の頭でかけ抜けて行きました。その後、数十秒遅れて、ビノクロフのグループが通過。下りでも、その差は縮まる事なく、ディエルクセンスがそのままゴールしました。

　今日、頑張っていたのが、ジャッキー・デュラン。最後の山を、アシストの助けをかりながら、上っていきました。総合も最下位2位。でも、彼の見せ場は集団からアタックをかけて、逃げる事なので、これからもテレビなどで活躍するチャンスはあるのではないでしょうか。頑張れ、ジャッキー！

今日のヴィラージュにて。 ジャッキー・デュラン

Le Tour de France