LE TOUR 2000　第4ステージ

強風の中行われたチームタイムトライアルは、オンセが最初からよいタイムで走り、チーム9選手が圧倒的な走りでゴールした。ここまでマイヨジョーヌを着ていたミラー（イギリス、コフィディス）は今日でジャージを脱ぐ事になり、3位につけていたジャラベール（フランス）が総合トップ一位になった。
オンセチームの優勝で、総合トップ10にオンセの選手が8人も入る結果となり、初日のタイムトライアルで、落車し頭に傷を負ったエチェバリア（スペイン、オンセ）も、169位から一気に36位へ浮上した。

よい走りをしていたアームストロング率いるＵＳポスタルチームだったが、向かい風にやられたのか、レース後半の伸びはなく、バッスー（フランス）など脱落選手が出ていた。やはり、チームタイムトライアルは、タイムトライアルを得意としない選手たちにとってはかなり辛いレースのようだ。

最初に出した結果と大幅に違っています！
オンセのチームカーが、規則通りに走らなかったということで、総合成績が変わりました。
各選手に20秒のペナルティーと200スイスフランの罰金が加算されました。
と言うわけで、トップ10にオンセは7選手となりました。エチェバリアは36位ではなく41位です。
それでもオンセ上位に多いぞ！

	第4ステージ（チームタイムトライアル）　　ナント～サンナザール　70ｋｍ
１．	オンセ（スペイン）	1時間25分35秒
２．	ＵＳポスタル（ＵＳポスタル）	46秒遅れ
３．	ドイツテレコム（ドイツ）	1分26秒遅れ
４．	クレディアグリコル（フランス）	1分32秒遅れ
５．	ラボバンク（オランダ）	2分12秒遅れ

	総合成績（変更後）
１．	ローラン・ジャラベール（フランス、オンセ）	10時間9分10秒
２．	カニャダ（スペイン、オンセ）	12秒遅れ
３．	アームストロング（アメリカ、ＵＳポスタル）	24秒遅れ
４．	オラーノ（スペイン、オンセ）	35秒遅れ
５．	エキモフ（ロシア、ＵＳポスタル）	43秒遅れ

	総合成績（変更前）
１．	ローラン・ジャラベール（フランス、オンセ）	10時間8分50秒
２．	カニャダ（スペイン、オンセ）	12秒遅れ
３．	オラーノ（スペイン、オンセ）	35秒遅れ
４．	アームストロング（アメリカ、ＵＳポスタル）	44秒遅れ
５．	Ｎ・ジャラベール（フランス、オンセ）	49秒遅れ

【ＣＨＩＨＯのちょっとした話】
今日は本当に強い風でした。それもコースほとんどが向かい風で、選手にとっては辛い1日だったと思います。今日のレースで最下位だったボンジュールは、スタート直後に一人の選手がパンクしてしまい、遅れた選手を待っていました。タイムトライアルでパンクしてしまうと、やはり不利なんですね。バネストのツェーレは、エースなのに先頭を引いていました。誰も先頭で走ってくれる選手がいなかったのかなぁ？

ケルメのチームタイムトライアル