■ 98年ツール第2ステージのスタート前に撮った、サエコの帽子をかぶったトラベルソーニ。SaecoではなくPeaceとプリントしたまさにサエコらしいグッズのひとつ。観客にも配られていたが、期間限定超レアもの。私もほしかった。
 これはちほちゃんのデジカメで撮らせてもらった。

 左は第20ステージ 個人タイムトライアルのトラベルソーニ。総合成績が下から2番目の彼はこの日2番手のスタートだった。でもなんで、赤いカスクなんでしょうねえ?その辺の原チャリに乗ってる人みたい…。(横に縮めちゃったから、なおさら…。)

ールを追っかけている際、比較的遭遇率が高い選手の一人がトラベルソーニである。ジャングルの動物の生息密度の話をしてる訳ではない。

 まず前夜祭。裏口にメルカトーネのバス(正確にはキャンピングカーだが)が止まっていて、人気者パンターニは中でカーテンを閉め引っ込んでいたが、彼はバスがそこに着いた時から、会場入りの時間まで、ずうーっっと外に出ていた。腰に手を当て、前髪を染めて立たせているという派出目の格好にもかかわらず、サインを求める人はまばら。そこはアイルランドであるし、目の前をフェスティナやらオンセやらテレコムやらが通るのだからまあ仕方はあるまい。
 スタート前のバス周りもいつもうろうろしている。(僕に話し掛けて)そんな「気」が伝わってくるのは気のせいだろうか。写真やサインに待ってましたという感じで応じているのはやっぱり気のせいだろうか?

 アイルランドの第2ステージスタートの前、サエコチームのアイルランド限定「Peace」ロゴの緑色の帽子を、彼がかぶっていた。その時私たちはまだその帽子の写真をカメラに収めていなかったので、だだーっと追いかけて写真を撮った。はっきり言ってトラベルソーニが目的ではなく、帽子が撮りたかっただけなのだ。が、カメラを向けた時…その時の彼の笑顔ったら!!
 待ってましたっ!と言わんばかりの笑みは、その時一緒にいたコンティが食べていた補給食をよだれ落としてしまうほどだった(それはウソ。でも写真はある(笑))。>>
よだれるコンティへGo!

 しかし、本当にあまりにもよく見かけるので、ウインク事件が起こるまでカメラに収めたことはそれきりなかった。今思えば悔やまれることである。だって本当によく見かけたんだもの。逃したシャッターチャンスは…ああ。もうちょっと彼の生態について調べておけば…と、思う今日この頃であった。


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