ブエルタ・ア・エスパーニャ

第4ステージ 9月7日(火) ソリア〜サラゴサ 167,5q


 

気温19度。187選手が出走。ゴール地点の気温は27度くらい。

【実況】

22時56分:
ゴールまで残り72qで、J・レドゥン(Ag2r)、I・イサシ(エウスカルテル)、X・フロレンシオ(リラックス・ボディソル)、D・フェルナンデス(コスタデアルメリア)の選手が逃げている。集団との差は、2分53秒。

23時10分:スタートして45q地点で起きた落車で、A・スペツィアレッティ(サエコ)が地面にたたきつけられ、ヘルメットを割るほどの衝撃を受けたが、今もレースを走っている。この落車で、T・ハミルトンがひじと左足を負傷。オグレディも巻き込まれた模様。

23時15分:残り61qで、先頭4人と集団との差は3分。現在イリェスバレアレスで走っているD・メンショフは、来シーズンラボバンクへ移籍する。

23時26分:2度目のスプリントポイントでの差は3分6秒。K・ヒル(リバティセグロス)が落車。

23時37分:残り50q、風が正面から吹いている模様。また落車!集団の真ん中で起きた。道が狭いため、路肩に乗り上げ落車が続出中。アルテチェ(エウスカルテル)が巻き込まれる。また別の落車だ!集団一気に細長くなる。

23時42分:蛇みたいになったコースを通る。道が細く、車一台分くらい。先頭4人と集団との差は2分29秒。

23時53分:残り40q。先頭4選手と集団との差は1分30秒。

23時55分:先頭4選手が本日3つ目のスプリントポイント通過。スプリントポイントでの先頭と集団との差は54秒。

00時01分:先頭4選手、集団が後方に追いせまったのを知って、レドゥンがアタック。フェルナンデスがついていく。2人の最後のあがきは叶わず、集団につかまってしまう。

00時03分:残り30q。集団は横に広がる。トンコフ(ビニカルディローラ)、カウッキョーリ(アレッシオ・ビアンキ)など20人近くが集団から遅れている。

00時10分:イリェスバレアレスが、遅れたグループを引いて集団に追いついた。クーネゴ(サエコ)が単独で落車。自転車を換えて走り出した。

00時12分:遅れたクーネゴにアシストが4人ついて、集団を追う。アスタルロア(ランプレ)も遅れており、サエコに付いていく。何とか、無事集団に追いついた。

00時17分:集団はUSポスタルが引く。リーダージャージのヨアキムが、チームカーに戻ってボトルをジャージに詰め込む。

00時19分:残り20q。風がかなり吹いている。集団はひとかたまりになって進む。

00時24分:現在集団の時速27q。ゆっくり進む。

00時27分:2選手がアタック!アスタルロサ(AG2r)とコロム(イリェスバレアレス)。後方から、エレリョ(コスタデアルメア)が追いつき、ロエスムス(リラックス)も合流し、先頭4選手になる。集団とは14秒差。

00時30分:先頭4選手と集団との差は24秒に開いた。

00時33分:残り13q、先頭の4人はスペイン人3人に、ベルギー人1人。

00時37分:残り10q、ファッサが集団を引き始めた。

00時40分:集団が後方に見えた途端に、先頭からアスタルロサがアタックし、先頭を走り続けるが、残り8qほどで捕まった。一人選手が、コースを外れて横の道路を走る。コースに戻る道がなかなかなくて横の道路を並走。無事なんとかコースに合流できた。その選手は、M・ホワイト(コフィディス)だった。

00時44分:R・セラノ(カフェバケ)がアタックするが、5qで集団に吸収。

00時47分:残り3q、ファッサが集団を引き始めた。今日も、ペタッキがスプリントを制するのか?

00時49分:残り2q、ファッサが先頭5人。一人落ちていく。Tモバイルが一人引く。ファッサがまた引き出す。時速50q。

00時50分:ファッサ3人先頭。そのうしろにTモバイル。ザベルか?

00時51分:ペタッキ先頭で後ろからザベルが追い上げる。横からフレイレが出てきて3人が並ぶが、手を上げたのは、ペタッキだ〜!

【第4ステージの結果】
1. A・ペタッキ(イタリア、ファッサボルトロ) 4時間23分01秒
2. E・ザベル(ドイツ、Tモバイル) 同タイム
3. O・フレイレ(スペイン、ラボバンク) 同タイム
4. S・オグレディ(オーストラリア、コフィディス) 同タイム
5. A・フルラン(イタリア、アレッシオ・ビアンキ)   同タイム
6. G・ボノーミ(イタリア、サエコ) 同タイム
【総合成績】
1. B・ヨアキム(ルクセンブルク、USポスタル) 13時間38分59秒
2. M・ファンヘースウェイク(オランダ、USポスタル) 18秒遅れ
3. M・ベルトラン(スペイン、USポスタル) 24秒遅れ
4. M・バリー(カナダ、USポスタル) 24秒遅れ
5. F・ランディス(アメリカ、USポスタル) 24秒遅れ
6. VH・ペーニャ(コロンビア、USポスタル) 24秒遅れ

【CHIHOのちょっとした話】
  風のせいか、今日は「なんで?」ってところでの落車が多かったです。クーネゴの落車もどうしてなのかよく分からず。それにしても、途中でわざわざロータリーを回ってコースをそれてしまったM・ホワイトは、コースが見えているのにコースに入れなくって、さぞかし心細かったことでしょ〜。ツールだったら、車とか止まってて絶対コースインするのは難しいだろうな。無事集団に戻ると、他の選手から声をかけられてました。フランスのTVコメンテーターは、ただ笑って見てました。