ブエルタ・ア・エスパーニャ
第7ステージ 9月10日(金) カステリョン・デ・ラ・プラナ〜バレンシア 170q
気温29度。181選手が13時15分(日本時間:20時15分)に0kmをスタートした。
ハミルトン(フォナック)は右手に違和感を感じ、昨日病院へ行きレントゲンを撮った。右手の舟状骨(しゅうじょうこつ→親ゆび付根の骨)は骨折していなかったものの、固定して走っている。マンセボ(バレアレス・バネスト)も、ブエルタの前に同じ箇所を骨折しながら、このレースに出場している。
【実況】
22時30分:
現在残り84km地点。先頭はリギ(ランプレ)、プトセップ(AG2r)、カルカーニ(ヴィニカルディローラ)、エリアス(リラックス・ボディソル)、グティエレス(カフェバケ)、イワノフ(アレッシオ・ビアンキ)、トレント(コスタデアルメリア)の7選手が逃げている。集団との差は、4分01秒。
22時40分:
残り74kmで、先頭グループのエリアスが落車。大事には至らず、ほどなく先頭に追いついた。
23時03分:
残り55qの中間スプリント地点をカルカーニ(ヴィニカルディローラ)が先頭で、プトセップ(AG2r)、イワノフ(アレッシオ・ビアンキ)が通過。集団との差は3分30秒。
23時13分:
残り48kmで、ホス・シリョーニス(エウスカルテル)がリタイアした。集団との差は、2分53秒。
23時23分:
残り36km。集団はファッサボルトロやラボバンクが引いていたが、今度はオグレディのいるコフィディスが引く。
23時33分: 先頭で逃げいて先ほど落車したエイリアスが、今度はパンクした。
23時36分: 残り28kmで先頭7人と集団との差は1分17秒に縮まっている。
23時41分: 集団は依然コフィディスが引いている。集団との差は50秒に縮まった。
23時45分:
残り20kmで34秒差。ファッサボルトロ、コフィディス、ラボバンク3チームが混ざり合って集団を引く。今日もゴールスプリントになりそうだ。
23時50分:
先頭の7選手が後ろを振り向きだした。集団から先頭7人が見えている。もう先頭の選手たちは、スピードを緩めている。
23時50分: 先頭7人、集団に吸収。
23時54分:
残り13km。時速47kmでコフィディスが先頭を引く。
23時55分:
ベルジェ(Ag2r)がアタックするが、すぐに集団に捕まる。残り12km。コフィディスがまた集団を引く。オグレディは、4番手に位置する。
23時56分: 集団の後方で落車!
23時58分: 残り10km。海岸沿いのコースで、風が吹いている模様。時速56kmに上がっている。
00時00分: 残り8km。集団は2つの集団に分かれている模様。
00時03分:
全ての有力スプリンターは前の集団にいる。残り6kmすぎでフェルナンデス(コスタデアルメリア)がアタックした。
00時04分: 残り5kmをすぎたところで、フェルナンデスはコフィディスの引く集団に捕まった。
00時07分:
残り2km、コフィディス2人先頭で、ファッサボルトロが続く。ペタッキ(ファッサボルトロ)の後ろにサベル(Tモバイル)、フレイレ(ラボバンク)の姿も見える。
00時09分:
ファッサボルトロの列車が組まれ、3番手にペタッキ。後ろにサベル、フレイレがつく。アシストがいなくなり、先頭に立ったペタッキは、残り数百メートルを先頭で走り、サベル、フレイレが追うものの差は縮まらず、ペタッキが3勝目をあげた。
【第7ステージの結果】 | ||
1. | A・ペタッキ(イタリア、ファッサボルトロ) | 3時間53分04秒 |
2. | E・ザベル(ドイツ、Tモバイル) | 同タイム |
3. | O・フレイレ(スペイン、ラボバンク) | 同タイム |
4. | S・オグレディ(オーストラリア、コフィディス) | 同タイム |
5. | L・パオリーニ(イタリア、クイックステップ) | 同タイム |
6. | P・オリヨ(スペイン、クイックステップ) | 同タイム |
【総合成績】 | ||
1. | M・ベルトラン(スペイン、USポスタル) | 26時間28分43秒 |
2. | F・ランディス(アメリカ、USポスタル) | 同タイム |
3. | D・メンショフ(ロシア、イリェスバレアレス) | 4秒遅れ |
4. | A・バルベルデ(スペイン、ケルメ) | 9秒遅れ |
5. | C・エヴァンス(オーストラリア、Tモバイル) | 16秒遅れ |
6. | B・ヨアキム(ルクセンブルク、USポスタル | 23秒遅れ |
【CHIHOのちょっとした話】
今日もまたペタッキの勝利でした。勝ったのは俺だぞ〜と言わんばかりに、両指で自分の胸を指差しゴール!今日は、ザベルはまあいつもの事ですが、フレイレもオグレディも全くついていけませんでした。ペタッキ強し。レース途中は、コフィディスが結構集団を引いていたのに、今日もまたオグレディ勝てず。さらにさらに、スプリント賞をザベルに奪われてしまったんですよ。ザベル、地味にポイント稼いでます。